まえがみばっつん

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【使っていませんか?】誤用しがちな日本語まとめ 20選【随時更新】

日本人のみなさん! こんにちは! まえがみでーす!

 

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今回のテーマは「間違えやすい日本語」です。

日本人でも、実は間違ってた!? という言葉ばかりを集めたので、ぜひぜひ最後までお付き合いください!

 

さて、日本人のみなさん、というのはだいたいです。

アナリティクスによると、実は海外からのアクセスもたまにあるようですが、現地の人?ではないと思っています。海外在住の日本人ではないかと。(それも現地の人に数えるのかな?)

 

そして、ことばの正確さは、ブロガーさんなら気になることでしょう!

どんなに役に立つ記事を書いても、文章そのものの書き方が間違っていると、「え、このブログは信用できないなぁ……」と、読んですらもらえないかもしれませんよね。そうなったら、その記事にかけた時間が無駄になってしまいます。時には、たった一字が原因になってしまうことも! 

そう考えると、誤字・脱字を防ぐことはもちろんのこと、文法や言い回しでも注意しておきたいですよね。

 

この記事は、私がブログを書いていて、

「この言い方って正しいのかな?」

「え、どの漢字を使うんだっけ?」

と迷ったことばも多く含まれています。

 

これからも私が迷うたびに、更新していく予定です!

 

 

 

※分かりやすくするために、文章中の文字の色を変えているところがあります。

間違っている使い方の文

正しい使い方の文

ただの強調

この記事で使用するのは、この3種類のみです。

 

逆の意味に間違えやすい日本語

 

情けは人の為ならず

これはちょっと有名かもしれません。なので早速、誤った例文から。

 

『情けは人の為ならず』というから、彼が困っているけれど、助けないほうがよいだろう。

 

おそらく、「情けをかけてやることは、かえってその人のためにならないから、やめておいたほうがよい」という考え方なのでしょう。

…残念ながら、それは違います。

「情けは人のためならず」とは,人に対して情けを掛けておけば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味の言葉です。-文化庁 | 文化庁月報 | 連載 「言葉のQ&A」

とのことでした。

人に優しくすると、その人だけではなく自分のためにもなるから、人には優しくしよう。ってことですね!

 

 

流れに棹さす

 さあ、いかがでしょう。中学生の私は、今までこの言葉の存在すら知りませんでした。それでは間違った例を。

 

試合を有利に進めていたが、彼女の流れに掉さすようなプレーで、逆転負けしてしまった。

 

こんな風に使っていませんか?

実はこの文だと、真逆の意味で使ってしまっているのです。

流れに棹をさして水の勢いに乗るように、物事が思いどおりに進行する。

流れに棹さす(ナガレニサオサス)とは - コトバンク

サイトにあった国語に関する世論調査によると、「傾向に逆らって、ある事柄の勢いを失わせるような行為をする」という意味だと思っている人のほうが多いようです。

この言葉、少し変えれば正しくなりますね。

 

試合を有利に進めていたが、彼女の流れに掉さすようなプレーで、さらに点差を広げることができた。

 

こういう使い方なら、正解です。彼女は大活躍だったことがわかりますね。

 

 

気が置けない

 こちらも、「情けは人の為ならず」のように有名かもしれません。しかし、意味を間違えて覚えていた場合、その意味は真逆であることがほとんどなので、注意が必要です。

 

彼女には気が置けないから、一緒にいると疲れる。

 

「気が置けない」彼女のことは、好きではないのでしょうか。

あなたって気が置けないわよね、と言われたら傷つくのでしょうか…。

違います。

「気が置けない」とは,「気が許せる」,つまり,「遠慮や気遣いをする必要がない」という意味です。-文化庁 | 文化庁月報 | 連載 「言葉のQ&A」

そうです。「気が置けない」と言われたのであれば、それは誉め言葉なのです!

 

彼女には気が置けないから、一緒にいるととても楽しい。

 

…相手がこの言葉の本当の意味を知らなければ、話は別なのですが。

 

 

煮詰まる

 

煮詰まる。正直、私はあまり使いませんが、こんな使われ方が多いように感じます。

 

この問題は難しくて、もう煮詰まった。

 

 煮詰まるという言葉が、悪いイメージを持たれているようです。

もうこの先へは進めない、というような感覚でしょうか。実は、そうではありません。

 「煮詰まる」は,煮物などでだんだんと煮汁が少なくなっていくことを言う言葉です。それが比喩的に転じて,話合いなどで意見が十分に交わされて結論を出す段階になるという意味でも用いられてきました。

文化庁 | 文化庁月報 | 連載 「言葉のQ&A」

 ゴールに近づく、いいイメージの言葉だったんですね。

 

 

使う場面を間違えやすい日本語

 

敷居が高い

 

まずはこの言葉。「行きにくい」 というところまでは、誰でも同じだと思います。

では、何が問題なのか。

それは、「なぜ」行きにくいのか、ということです。みなさんはなぜだか知っていますか? 次のような文を思い浮かべた方。

残念ながら、不正解です。

 

高校見学は、私たち中学生には敷居が高い。

 

なぜ、これではいけないのでしょうか?

この中学生たちは、何も悪いことはしていないからです。

 「敷居が高い」は本来「不義理や面目のないことがあって、その人の家に行きにくい」の意味。

「相手に不義理をしたり、また、面目のないことがあったりするために、その人の家に行きにくくなる。また、その人に会いにくくなる状態をいう語。」-「敷居が高い」の意味は? | NHK放送文化研究所

ということです。だから、先程のように、「緊張するから」という意味で使うのは間違いなのです。

例えば、

 

宿題を忘れてしまったので、職員室は敷居が高い。

 

という文なら、意味としてはあっていますね。宿題を忘れて、先生に怒られてしまうのがこわい、ということですから。

 

 

檄を飛ばす

 

檄を飛ばす。「熱をもって応援する」というようなイメージをもつ方が多いのではないでしょうか。

本当の意味は、こちらです。

 自分の主張や考えを広く人々に知らせ同意を求める。また、それによって人々に決起を促す。

檄を飛ばす(ゲキヲトバス)とは - コトバンク

 それから、書面を用いて広く同意を求める、というような意味合いもあるようです。

 

 

 

役不足・力不足

 この二つは、セットで考えます。この二つの意味は、真逆だからです。どんな意味だったか、どちらも思い出せますか? 

両方を同時に出すことは、きっとそこまで難しくはないでしょう。「もっとやらせてよ」という、ちょっと上からなもの、「私にはそんな…!」という遠慮しちゃうもの。

さあ、どちらがどちらの意味でしょう?

 

まずは、力不足の正しい意味から。

与えられた役目を果たすだけの力量がないこと。

力不足(チカラブソク)とは - コトバンク

こちらは…、そうです。「私にはそんな…!」という遠慮しちゃうほうですね。腰が低い感じです。自分に「力」がないので、できないのです。

 

もうお分かりかと思いますが、役不足の意味も。

力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。また、そのさま。

役不足(ヤクブソク)とは - コトバンク

与えられた「役」が、自分には小さすぎるという、ちょっと上からに聞こえないこともないような言葉ですね。特に先輩や先生、上司などには気を付けたいです。

役不足のサイトのほうに、国語に関する世論調査の結果も書いてあります。残念なことに、こちらも間違えた意味で覚えている人のほうが、多いようです…。

 

 

可能性

 こちらは、かなりよく使われる言葉だと思います。例えば、こんなふうに言ったことはありませんか?

 

明日は雨がふる可能性がある。

 

実はこの文章も多くの人にとって間違いです。

「多くの」というところがポイントですね。

 可能性というのは「実現できる見込み」ってことだ。だから、「合格の可能性」とか「お金がもうかる可能性」みたいに、明るい未来や前向きなことがらについて用いる表現なのだ

その「可能性」、間違いの可能性!? - ことばマガジン:朝日新聞デジタル 

 多くの人に、というのがポイントです。

たとえば、晴れが続いて作物がだめになりそうだ! と嘆いている農家さんなら、久しぶりの雨に「可能性」という言葉を使うことは、間違いではありませんよね。

 

 

 

微妙に間違えやすい日本語

 

まさに、「一文字の違い」が大きくなることばを集めました。かなり多いので、文章は少なめにして、言葉ばかりを並べました。

 

たった一字ですが、間違えると大変です!

 

上を下への

 ×上へ下への 

 

知ってか知らでか

 ×知ってか知らずか

 

怒り心頭に発する

 ×怒り心頭に達する

 ちなみに、「はっする」ではなく「ほっする」です。

 

間髪を容れず (読み方)

 ×かんぱつをいれず

正しくは、 かんはつをいれず、です。

そしてこの言葉には、もうひとつ、気を付けるべき点があるのです。

 

間髪を容れず (漢字)

 

 ×間髪を入れず(漢字)

かんはつを、まではよかった。ちゃんと読み方も間違えないようにしようと思っていたのに。

漢字を間違えてしまっていました。

 間髪は入りません。正しくは、「容れる」です。

 

危機一髪

 ×危機一発

一発、ではありません。

また、「間髪を容れず」 では、「はつ」と読みますが、今回は「ぱつ」です。

 

他の言葉と混同しやすい日本語

 雪辱を果たす

 よく、スポーツの報道なんかで使われることが多いですよね。

わたしは15年間生きてきて、私の友人に日常会話でこの言葉を使う人は誰一人いませんが、うっかり間違えてしまうと恥ずかしいです。

 

「雪辱」とは「辱(はじ)を雪(すす)ぐこと」で、「試合・勝負などで前に負けた(辱めを受けた)相手に勝ち、前に受けた恥をそそぐ(除きさる)」という意味です。

この語を用いた「雪辱を晴らす」という言い方は、「雪辱」の「雪」(「雪ぐ」すすぐ・そそぐ)が、「晴」(「晴らす」はらす)と意味が重なります。

これは、同じ意味の語を重ねて使う重言(じゅうげん)つまり重複表現にあたります。

「雪辱を晴らす」という言い方は? | ことば(放送用語)- NHK放送文化研究所

 

 

 

最後に

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

もしかしたら、このことに疑問を抱いている人もいるかもしれませんね。

おまけ、「間違えやすい」は正しいのか 

 これ。

 

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今回のアイキャッチ画像はいつもとは雰囲気を変えてみたんですよ! 

という話はどうでもよくて。その、アイキャッチ画像の文字が間違っていたら、この記事の信用度が一気に落ちますね。

それはマズい! ということで、調べました。答えも見つけました。

 

それではお聞きします、「間違えやすい日本語」は正しいのか。

でも、「間違いやすい」という言葉も聞いたことはありませんか?

さあ、どちらが正しいのでしょうか?

 

 

考えてみてください。 

 

 

決まりましたか?

 

 

実は。

 

どちらも正しいのです!

文字色で分かった! という人もいるかなぁ。

 

…え、そこの説明ですか? 疲れたので、ここは丸投げです。

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とにかく、こんなところまで付き合ってくださった方には感謝しかありません。ありがとうございました。

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