こんにちは~! まえがみです!
今回の記事では、高校受験、とくにあらかじめ済ませておいて損はない志望校決めなどについて扱っていきます。
つい最近、入試を終えたばかりの高校生が書いているので、ほかのどんな記事よりも、受験生の目線に近いと思います!
おことわりします。
この記事は、中学生やその親御さんに向けた、「高校受験」のための記事です。
大学受験や、中学受験などには当てはまらないことや、ここに書いてあることがいいことではない(最悪の場合、逆効果である)ことも考えられます。
この記事は、例えれば薬と同じです。対象ではない方は、参考程度にとどめておいてください。
後悔しない志望校選びをしたい。
受験生なら誰もが思うことでしょう。
また、この記事では、やりたいことを追いかけることだけをおすすめはしないので、志望校にデメリットがあった場合についても触れています。
まずは、やりたいことを考えよう
たぶん、こういった記事でこの内容がないなんてことはないですよね。
それくらい基本のことです。
でも、基本のことが簡単だとは限りません。実際に、多くの受験生が、「やりたいことって何?」と、頭を抱えることでしょう。
なので、そんなときは、無理にやりたいことを探さなくてもいいんです。
意外でしたか?
やりたいことなんて、すでに中学生で見つけられているほうがすごいことです。
やりたいことなら、高校に入ってからだって、大学受験のときだって、社会人になってからだっていいんです。
もちろん、はやく決めておいたほうが近道にはなると思いますが、本当にやりたいわけではないことをもやもやしながら3年間続けるよりも、やりたいことを3年間探し続けるほうが、ずっと素敵だと思いませんか?
でも、次はこんなふうに思うかもしれません。
「やりたいことが見つかっていないのに、
それじゃあどうやって高校を選べばいいの?」
わたしの答えは、これです。
「行けるところ」がいちばん
ちょっと待ってください!
こんなふうに書いたら誤解される、それを覚悟で書きましたが、説明させてください。
行けるところ、というのは、「今」行けるところではありません。
今から、もしくは今までの努力もあわせて、「自分なら行ける」と思える高校(後述しますが、学力だけのことではありません)を選ぼう、ということです。
厳しいことを言うようですが、「行きたい高校」は、ただの夢です。甘いです。
行きたい高校を、努力で「行ける高校」にして、自信をもって受験する。
とっても素敵だと思いませんか?
体験入学には行こう!
今どき、グーグルマップの
ストリートビューでいいんじゃないと思う人もいるかもしれませんが、その考え方はおすすめしません。
ストリートビューで電車の乗り換えはできませんし、かかる時間もよくわかりません。
都合が悪くて体験入学に行けなかった場合も、必ず一度は足を運びましょう。
おすすめの時期
都道府県によって違いがありますが、おすすめの時期は中3の夏休みです。
それより遅いと、勉強で忙しくて時間がとれないことがありますし、わたしの県はそれより前にはそういった機会がありませんでした。
多めに見ておくと安心
本命の高校が決まっていても、複数校に行くことをおすすめします。
他の学校と比べてみることで、よりその高校に行くんだという気持ちも高まると思います。
デメリットが目立ったら!
しょうがないです!
人間と同じで、自分に何もかもぴったりな高校なんてそうないんです。
いや、もしあれば迷わずそこを目指していただきたいものですが。
または、はかりにかけて、どんなデメリットよりもその高校に行けばできることのほうが大きい、と思えばそれでいいんです。
ただ、やっぱりデメリットってかなりあるものなので、まだ見つかっていないならどれほどのことか参考にしていただくためにも、よくあるデメリットをまとめました。
ちょっと遠かった
かなり多いケースだと思います。
結局は受験しませんでしたが、わたしも行事もカリキュラムも雰囲気も制服も気に入ったある遠めの高校を、併願校にしようと考えていました(第一志望校はずっと前から決まっていた)。しかし、そこに通うためには電車に揺られること片道一時間半。ちょっと長すぎますよね。
正直、受けなくてよかったです。
今通っているその第一志望校も、電車で片道30分ほど。それに徒歩での移動もあるので、これでもかなりキツイものです。
中学校に電車で通っている人でない限り、朝の満員電車というのは初体験だと思います。
さらにたくさんの荷物、中学校より多い授業、そしてよりハードな部活動。
そこから電車に揺られ、乗り換えをしながら家につく頃には、もうきっとへとへとです。
勉強なんてする気も起きません。わたしがそうです。
家から遠いって、かなりの問題です。
先に述べましたが、実際に行ってみるのは大前提ですよ!
親から反対された
これまたありがちな例です。
原因も家庭によりさまざまですので、一概にこうすればいいんじゃあ~、と言うことはできませんが、中でも代表的な理由はこんな感じでしょう。
また、以下のような理由でお子さんの志望校に反対される親御さんにも、読んでいただきたいです。
お金がかかる!(とくに私立校の場合)
お金の問題ですね。
よく、「親じゃなくて自分の行きたいところへ行け!」と言われますが、それでも、高校のお金を出してくれるのは、たいてい両親です。お金の問題を避けて通ることは難しいでしょう。
親はだめだと言うけれど、どうしても自分は行きたいところがある! という場合は、必ず親御さんに説明しましょう。メリットだけではなく、デメリットも隠さず話すことで、信用されて、話をきいてもらいやすくなりますよ。
あんたにはレベルが高すぎる!
ちょっと自分にとってのチャレンジ校を志望校に出すと言われることかと思います。
個人の意見ですが、これがいちばん簡単に解決できる問題なのです。
高校の場所は変えられないし、お金も自分では稼げませんよね?
でも。このケースなら「自分の努力」だけで解決できることがほとんどなのです。
ちゃんと勉強している姿を見せるだけでも違うんですよ!笑
さらに、このケースの多くは「わが子を心配する親心」からきています。
わたしもそうでした。「あなたが落ちて悲しむ姿を見たくない」と言われ、ちゃんとそういう思いがあったんだ、と気づきました。
が。親御さんには考えていただきたいのです。
この言葉、ほんとうにわが子を思っているのなら、絶対にかけないでください。
やっぱり無理だろうと思っても、最後にストップをかけるのは、プロにまかせればいいんです。ほんとうに厳しければ、学校や塾の先生から、そういった話が出ます。
親御さんが無理だろうと考えてしまう学校なら、お子さんも悩んでいるはずです。ほんとうにあの高校に受かるんだろうか。自分にできるのか。
なので、あの言葉がそんなときの追い打ちになりかねません。
ただただ、見られた努力を肯定してあげてください。
ほんとうにお子さんにとって行きたい高校であれば、努力をするはずです。
遠すぎる!
引っ越す以外、努力ではどうにもならないこの問題。説得するしか方法はありません。
ただ、レベルの話と同じで、これも心配されてのことが多いです。実際キツいですから。
お母さんはどうしてもあの高校に行かせたいんよ…!
相当な事情がない限り、屈してはいけません。
ただ、なぜ親御さんがその高校をすすめるかだけはきいておいたほうがいいかもしれません。その高校のよさに今まで気づけなかっただけかもしれませんし、それでも志望校が変わらないなら、それでいいんです。そのほうがいいんです。
親御さんも、なぜ親子で希望が食い違うのか、たとえば志望校に求める最低条件の違いなども話し合っておくことをおすすめします。
最後に
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
この記事が参考になったら、次回以降の記事もご期待ください!
次のメインテーマは、「受験勉強でモチベーションを保つコツ」(予定)です。
数週間で終わるテスト対策と違って、受験勉強は運動にたとえると「持久力」が大切になります。一年間、ひとつの目標に向かって努力を「し続ける」ことが求められます。
公開したら、ここでお知らせしますので、しばらくお待ちください。
5月中の公開を目指します!
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