「男女平等」って、なんだろう
こんにちは~! まえがみです!
今回は、はじめての時事ネタです!
「男女平等」って、いったいなんだろう?
ということをテーマにしていきます。
どこが時事ネタ? と思う方もいるかもしれませんが…。
とにかく、 近年よく叫ばれていることだと思いますので。
はじめに
この記事は、「高校生(制度上はまだ中学生)の女子」が書いたものです。
そのため、意図せずして、考え方が世間とは異なっているかもしれません。
「個人の意見」程度にとどめておいていただけると嬉しいです。
さて。今日の新聞の一面に、こんな記事がありました。
8月から名古屋市などで開かれる国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、愛知県などでつくる実行委員会は、「美術界の男女平等」を掲げる。
招待する現代美術家らの男女比をほぼ均等にする。世界の芸術祭でも珍しい取り組みという。
アートの世界でも、男女を平等にしよう、ということらしいのです。
今は平等ではないのでしょうか。
あいちトリエンナーレは2010年から3年に1度開催。現代美術の出展者は過去3回、いずれも男性が6割を超えていた。横浜トリエンナーレ(横浜市)や越後妻有(つまり)アートトリエンナーレ(新潟県)など、他の芸術祭も同じ傾向で8割近い例もある。
関係者によると、美術の世界には、ほかにもさまざまな男女比の偏りがある。美術館の館長の8割超は男性だが、実務を担う学芸員の6割超は女性。東京芸術大では、18年度の入学者は女性が6割以上を占めたが、教員は男性が8割を超える。
うーん、確かに数字上では、男女平等とは言いがたいかも。
と! ここです!
数字上でなんとなく不平等に見えるからって、それを無理やり五分五分にして男女平等だなんて、強引すぎやしませんか!?
そもそも差別って何さ
あの、あれですね。恒例の引用です。期待は裏切りませんよ~。
特定の個人や集団に対して正当な理由もなく生活全般にかかわる不利益を強制する行為をさす。
だそうです。
じゃあ、平等ってなんだろう? ということも調べてみました。
個人間に、あるいは集団間に、なんらの差別もない状態をいう。
差別がなければ、平等なんですね。
それでは、これを前提として記事を書いていきます。
女性差別だといわれている例
例えばになりますが、こんなデータを、新聞やニュースなどで目にするかと思います。
だんだん増加しているとはいえ、部長職級にもなると、女性は全体の 5% にも満たない (平成 24 年) んですね。
そもそもこうなるには、女性の正社員が少ないということも原因のひとつかもしれません。グラフは見つかりませんでしたが、こんな記述がありました。
現在派遣社員として働いている人の男女比は88.0%が女性。
さあ、こういった状況は、女性差別と呼べるのでしょうか?
能力に応じて
ここから、少したとえで話をします。
あってはならないことですが、ある会社では、その人のおうちの財力で出世するかどうかが決まる、としましょう。数字で表せるからわかりやすいのです。
財力=能力と考えてください。笑
登場人物はこちら。こんな5人がいたとします。
A子さん…財力 5、女性
B男さん…財力 4、男性
C太さん…財力 3、男性
D太さん…財力 2、男性
E奈さん…財力 1、女性
もしも、この中からそのルールで4人を選ぶなら、上から順番に、ABCDの4人をとりますよね。
すると、圧倒的に男性が多くなってしまいます…が。
ここで、D太さんのかわりに E奈さんを…とか、しますか?
…それって、D太さんがかわいそうじゃないですか?
わたしが今回言いたかったのは、そこです。
性別で振り分けてから考えることこそが、差別ではないのか、と。
この場合では、たしかに E奈さんは、他の男性たちに比べて能力が劣っています。
でも、A子さんのように、女性でもできる人はできるのです。
男性だから、女性だから、ではなくて、その人それぞれの能力を見極めて、判断していけばいいんじゃないでしょうか。
性別という考え方も、時には大切になります。理性的に考えることは男性のほうが得意で、女性はものごとを並行して進めることが得意だとか。それだってもちろん個人差があるのですが、プラスの方向に違いを生かせたらな、と思うのです。
今回のニュースでも、無理やり男女比をそろえることがベストだとは、わたしは思いません。ひとりひとりを見ていって選んで、その結果で男性が少し多くなったなら、それはそれでいいと思うのです。だってそれが、実力だったわけだから。
逆に女性を選ぶ基準ばかりを甘くしていたら、「電車に男性を痴漢冤罪から守る男性車両がないのはなぜだ! 男性差別だ!」ということにもつながりかねないですよね。
その人その人、ひとりひとりの能力を見極めて、その結果で男女比が理想的になるのなら、それが一番いいのではないでしょうか。
元になった記事
別に、この記事は、元の記事の焼き直しとかいうわけではありません。
ですが、「この記事を読んだことがきっかけで、わたしが思ったこと」という位置づけで書いていくので、ここに掲載します。
(クリックすると新しいタブで開きます)
おわりに
ここまでわたしの思っていることを書かせてもらいましたが、正直「世の中そんなに甘くねえよ」と思っている方もいるかもしれません。
そんなときは、よろしければコメントやツイッターなどで、ご意見をきかせてもらえると嬉しいです。
言い訳みたいですが、わたしはまだ 15 年しか生きていません。平成だって、半分しか知りません。人生の経験がとてもとても浅いです。
けれど、この記事はその浅い人生経験から思ったことを絞り出した記事です。
それで、もしも誰かの心の池に、石をひとつ投げ込めたなら、そんなに嬉しいことはありません。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
記事やブログに、問題・アドバイス・リクエスト等あればお願いします。