【生徒会選挙】【7】演説原稿のパターンは増やそう
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ワンパターンにしない
学校などにもよると思いますが、演説をする場が複数あることも、少なくないと思います。
※このテクニックはそういった人のためのものなので、当てはまらない人はとばしても大丈夫です!
たとえば、放課や給食時に各クラスをまわって演説するものと、最後に、全校生徒の前に立ち、体育館の舞台で演説するもの、と2つあるだとか。私の学校はそういう仕組みでした。
そこで、立候補者の中に、「この子、危ないなぁ~」と思ってしまう子がいたのです(何様だって感じですが…)。
その子は、すべての演説で同じことを話すよ、と笑顔で言っていたのです。
どうしてそんなことを訊くの? といった様子で。
あなたがもしもそんな考えをもっていたら、今すぐにでも捨ててください。
危険すぎます。
私は、各クラスでの演説の内容は変えていません。聞いている人が毎回違うからです。
その人たちは、私の演説を聞くのは初めてなのです。
でも、同じことを何度もきくと、思うはずです。
「この人前も、同じこと言ってたな…。ほかに言いたいことはもうないのかな?」
だから、変えなくてはならないのです。
私の場合は、こうしました。
各クラスでの演説では公約を中心に述べ、最後の、舞台上での演説では、「心を揺さぶる」ような、先ほど紹介した本にあったことを生かした内容に。もちろん、もう一度公約も述べます。
お分かりいただけましたか?
私は、「心を揺さぶる」ことばを、最後ではじめて使ったということです。
そうすることで、より、インパクトが強くなるのです。
インパクトが強く残れば…、
相当やらかしていない限りは、それはいい意味で、あなたの評価を持ち上げてくれると思います。